幕開け、小学館の懇親の会
これは、ある出来事をきっかけに思い出された「非常識な出来事」を率直に綴った記録である。関係者には耳の痛い話かもしれないが、愛のムチとして聞いてほしい。

去年同様に小学館の懇親の会へと招待されて、私の会社の大下ジェネラルマネージャこと、タダちゃんを連れ、東京に行ってきた。
まずは言っておきたいことがある。この会は小学館のマンガで連載している作家陣が、日頃の執筆活動の労いをこめて開催しているということだ。それは小学館の社長自らがステージに立ち、マイクを握って話している。だが実際はどうであろうか……。
ホスト役を務める編集部員たちの態度の悪いこと。無愛想と気の効かなさは、はっきり言って群を抜いている。彼は自分たちが接待されているとでも誤解しているのだろうか。だったらはじめから、
「藤子・F・不二雄先生でも、新人の先生でも、甲乙つけません!」
なんて言わなければよいのだ。
そもそも同じなわけないだろう。何も学んでいないではないか。教訓に出来ていないではないか。「セクシー田中さん」の件で何も反省することが出来ていなかったのではないのか。
過程はどうでも良い。あの哀しい出来事は、結果として編集部が作家を守ることが出来なかったから起きたのではないのか。私に言わせれば、一事が万事である。常日頃からの態度が全てではないか。マンガワンの編集長は現在、どうなっている?
マンガワン京都支局なんてあったのか? 未だにそれを一大プロジェクトとして、信用しているマンガ家がいたりしないだろうな。あんなウソを信じて、漫画家が可哀想ですとか口では言いながら、それに対するケアなんてあったのか。持て余してパワハラでクビにして、何が編集部の想いだ。副編集長の小林のバカバカしい演説に、誰しもが辟易していたぞ。
いつもではないか。いつもその場しのぎで漫画家や書き手のことを考えていないからこうなるのではないのか。少なくとも私だって何度も不愉快にさせられた。それでもお礼を伝えて、「インフォーマ」の最終回を無事に終わらせて、大人の対応を取ろうとしていたのだ。
それは亡き友人が繋いでくれたメディアミックスだったからだ。なのに、「インフォーマ」の漫画家の心を折り、降板する事態の原因を作ったの誰だ。編集長不在の中、マンガワンの二次会で熱弁を奮った小林だということは、誰もが知っている事実だ。
それ漫画家が死ぬや飛ぶやと大騒ぎして、パワハラで片付けた編集長だった豆野と穴井が私に会いたいとなったのだ。それでもだ。私の友人が小林に繋いでくれたから、私は自ら去年、小林にお礼の挨拶に行ったのだ。今年だってそうだ。それでも、小林は一度でも「すいません…」の言葉でもあったか。言ってたよな。漫画家が休ませてくださいと言った時、「甘えたことを言うな!」と、現在の担当編集に言ったよな。豆野ともう1人の副編集長が仲が悪かったから、豆野案件はもう通さないって、なんだそれ。
穴井にしてもそうだ。少年ジャンプで連載していた人物が逮捕され、それをDMで一本釣りし、集英社に隠れて違うペンネームでやらせてないか。そんな人間たちに弄ばれて、仕事になると思うか。そんな人間たちが語る夢を聞けると思うか。
もう全部、話してやろうと思う。これが私からの小学館のマンガ編集部に向けたメッセージである。
世間でこれが通用するかどうか試してみれば良い。