今マスコミ関係者の間で囁かれし有名女優のオープンリーチ

有料会員限定で、文春が報じ続ける米倉涼子騒動について、沖田臥竜の独自の視点と完全非公開の裏事情を明かす――。
沖田臥竜 2025.10.17
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 その昔、文春は実名でその女優の薬物疑惑を書きまくっていた。今でも私はその時の記事を持っているがそこに遠慮なんて微塵もないぞ。時代が良かったのだと思う。今の文春の破壊力をもってすれば、逮捕されずとも芸能活動は、この時点でまず無理だったのではないだろうか。

 何せこの令和の時代に文春が記事化すれば、それに釣られたネット民が黙ってはいない。それが片側のみの証言だったとしてもだ。文春恐ろしやと思うか、無法地帯となったネット民が力を持ってしまったとみるか、それはどちらでも良いことだ。

 ただ私はジャニーズ問題しかり、ダウンタウン問題しかり、中居正広問題しかり、その報じ方に類を唱え続けてきた。だが今回はそうとは感じていない。

 何も私は、有名人が社会的に抹殺されることに反発したいわけではないからだ。

 すまないが、はっきり言ってそんなものは清々しいくらい知ったこっちゃない。そうではないか。私が困っていて助けてくれるのか。くれないだろう。  

 ただそれはおかしいだろうと思うことに、類を唱えてきているだけだ。

 そうした観点から言えば、今回メディア界隈をざわつかせた話題は、どう報じられても仕方ないのではないか。まさかあの女優が……とはならないし、文春の仕事は圧巻としか言いようがないからだ。

 もちろん現段階で記事化するのは「やりすぎだ!」という声もあるし、「もっと慎重にやるべきではないか」とする声もある。だがこれまで、文春が世間を大きく揺るがした報道とは明らかに質は違う。

 唯一、問題視する点があるとすれば、文春がいう麻薬捜査のプロ集団・厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部、通称・マトリの情報が文春に抜けていたーというところではないのか。プロ集団の情報が抜けるのは本来ならば相当、まずいのではないのか。

 ただ文春だけではない。今回、文春が記事にした薬物疑惑の女優のことは、全マスコミと言って良いほど、その女優の自宅に張り付いていた。

 それすら知らない編集や皮肉のみで世の中の裏社会を知ったように呟いている妬み嫉妬の権化のようなフリーライターは、もう黙れである。と言うか恥ずかしくないのだろうか。それで知ったようなことを恥じらいもなくXあたりに投稿するのだから……。

 ただ、まだ報じれるレベルではないと考えたマスコミと、この状況ならば「いける!」と判断した側の違いだけで、そうした状況をマスメディア用語で言えば「オープンリーチ」と呼ぶのである。

 ここまで「逮捕されるのではないか!」と大騒ぎになり、キー局までもが大騒ぎとなったのは、近年稀ではないだろうか。

 私の感覚で言えば、もう米倉涼子は手遅れではないだろうか……。

 8月後半に米倉涼子の自宅マンションにマトリが家宅捜査をかけ、押収物に違法薬物が検出されているのならば、失態はマトリでしかない。なぜならば……。

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