時代を先取れ!SNS機能の需要が生み出した歪みと新たな価値ーSNS取扱説明書①

SNSを活用し、味方にするには、社会の真理、人間の心理を徹底的に考えなけれがならない。
「世の中とは、生き物である」。
そう語る沖田臥竜による、ネット社会を生き抜くためのSNS取扱説明書。まずは、Twitterの本質を知るところからスタートだ。
沖田臥竜 2023.06.03
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世の中という生き物

 YouTubeにTwitter。2つのプラットフォームに比べると拡散力が乏しいながらも少しお洒落なイメージがあるInstagram。そして、今だけを伝えることで刹那的にマッチしたのがInstagramのストーリー。一時はコンテンツ自体の存続が危ぶまれながらも、スピード社会の波に上手くのり驚異的な巻き返しを見せることに成功したTikTok。平成が次第に遠くなり始め、置いてけぼりにされた感が否めないFacebook。

 世の中とは、生き物である。

 Twitterの開発者が「リツイートによる拡散機能をつけてしまったのは失敗だったか…」と嘆いたと言われるように、それぞれの開発者が各プラットフォームを生み出したとき、こうした現在の状況を的確に想像できていたかと言えば否であろう。

 私などは、内心SNSなど一層のこと全てなくなれば良いのになと思いながらも、実はそこでビジネス的な結果を生み出してきた。要するに在るべきもの。しかも無料のツールである。うまく攻略するべきではないか。 

 そこで、今からでも遅くないSNSのより快適且つ実用性のある使い方を、既成概念を全て取っ払い、私独自の世界観から伝授しようと思う。

 何様だ!だと。たわけたわけである。私は何のツテもないところから今に繋げてきた。そこには試行錯誤を繰り返しながらの苦悩や失敗が当然ありながらも、ペンで世に出るという明確な目標があったので、ただSNSに身を委ねるだけでも承認欲求に凝り固まり、足元を見失うことがなかった。書くための努力は惜しまなかった。その上で目標を実現させるために最低限の影響力を身につけて、目的を達成してきたのだ。フォロワー数や登録者数、再生数だけで判断するのはナンセンスである。それは学歴だけが記載された履歴書と何も変わらない。

 世の中とは、生き物である。

 社会の変化に敏感に対応しながらも、飽くなきチャレンジを続けてきたのだ。求人募集や仕事の依頼など、誰しもがやり尽くしてきたプラットフォームで募集や応募をかけても成果が生まれにくいのは、肌感で誰もが抱える苦悩ではないか。だからこそ、急にSNSを使うというのは、すまん。お粗末である。SNSを駆使し、明確な目的に辿り着きたいならば、まず考え方から見直せば良い。今だけを見るのではなく、先を見るのだ。

 人が気がついたときには、きっと目的に達成しているだろう。

 しかしオリラジ中田の松本人志批判。なんだあれ。私に言わせればただの悪口ではないか。あんなのはただの悪手でしかない。世の中には、自分自身の置かれている環境に常に不満を抱えている層というのが一定数おり、そ中で先頭に立って文句を言う人間を支持する人種というのが必ず存在する。支持する人間が多ければ多くなるほど、そこに芽生えてしまうのが、歪んだ正義に類似した感覚である。

 YouTubeを始めとしたSNSで、手取り早く目立ちたいと思えば、そこまで難しいことではない。尤もらしく人を批判すれば良いのだ。

 だがな、冷静に考えてみろ。そんなヤツの人間性は最低ではないのか。まさか松本人志さんも何十年も前に出した大ヒット本「遺書」を引き合いに出されて文句を言われるなど想像もしていなかったはずだ。よほど、持ちネタの武勇伝やPERFECT HUMANを「おもしろくない」と言われたことを根に持っているのだろうな。もう少しサバサバ生きていこうぜ。誰も言えないということと言わないと言うことは、似てるようで実際は全然違うのだ。

 はみ出したお笑い芸人がYouTubeを通して団結し合うその様は、地上波で使ってもらえないことに対する逆恨みのように写り、誤解を恐れずに言えば哀れでしかない。だってテレビに出たくて芸能界に入ったのだろう。それがYouTubeで「言えないからオレが言ってやるよ!」と鼻息荒く罵ってみても、カッコ良いなんて感情が微塵も私には湧かないのだ。

 本題からそれてしまった。すまぬすまぬではある。

 では目的を達成するための正しいSNSの使い方を説明していきたい。用意は良いだろうか。まずは初級講座から始めようとしよう。ある程度、極めれば無駄な接待や付き合いなんてする必要なく、人脈を広げていけるだろう。

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