ネット民の限りなき醜態

ネット上では、誰かが失敗すれば即座に大勢が非難を浴びせかける――そんな光景が日常化している。だが、それに違和感を覚える人間はいないのだろうか。匿名の陰に隠れ、誹謗中傷を繰り返す行為を「正義」と勘違いしていないだろうか。ネット世論がいかに人間性を欠いた振る舞いから形成されているのかを、沖田臥竜がここであらためて問う。
沖田臥竜 2025.04.03
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 聖人君子か。人の失敗を笑う人間、全てに思うが、すまん。私はそんな人種を全て軽蔑している。そんな時こそ、励ますことの出来る人間でありたいと思っている。事の是非の話ではない。私が言っているのは人間性の話だ。ましてやネット世論なんて、なんだあれ。何かあればいつも大勢でよってたかって個人を罵倒しているが、誰も違和感を感じないのか。普段はマスメディアが!とバカにしているが、何を仰るうさぎさんである。簡単にメディアにコントロールされるわけである。

 ジャニーズ問題、松本人志問題、中居問題……ネット民が痛烈に大勢で批難している時、いつも反対から逆クロスをたった1人で撃ち続けてきた。

 全てにおいて、それはおかしいだろうと感じたからだ。何か報われるのか。人の失敗や不幸を見て、一夜にして大勢で批難して、何かそれで報われるのか。それの方がよほどコンプライアンスに抵触してると思うのだが、すまない。私が賢明すぎて。ネット世論を見ていると、なぜ世の中からいじめがなくならないのか、実によく分かる。

 世の中に完璧な人間などいない。それは私自身だってそうだ。だからこそ、本来は人が困っているときこそ、助け合うべきではないのか。それをネットに匿名で書き込み、誹謗中傷できる人間はよほど、日常生活に不満を抱えているのだろうな。しかもいつも思うが、批難する書き込みは、だいたい同じ内容でセンスのかけらもない。

 もちろん私にも嫌いな人間はいるし、嫌いな人間が失敗すれば、ザマアミロという感情はある。

ただ私の場合は、それを直接、相手にいうことができる。まあ、日常生活が忙殺されていて、そんな暇もないのだがな。

 大勢で個人を寄ってたかって批難しているとき、私はいつだって「かわいそうやんけ。もうやめたれよ」と言って、実社会で生きてきた。

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続きは、2009文字あります。
  • 人の痛みに無関心な時代をどう生きるか
  • 単純なバカになってはいけない

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