仕事で構築してきた人間関係の幅広さ
作家として歩んできた道は、常に挑戦と開拓の連続だった。人との縁が仕事を生み、物語が新たな出会いを運んでくる。執筆を続ける中で築かれた人間関係が、今、新たな作品、新たな世界へとつながろうとしている――。
沖田臥竜
2025.03.17
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物を書くことで私は人間関係を広げてきた。兵庫県尼崎からの戦いだった。貯金みたいなものもほとんどなかったし、どうやったら作家になれるかも分からなかった。全て自分で開拓してきた道である。開拓しながら、一方では書き続けてきた。チャンスが少しでもあれば、それを手繰り寄せるために、書いていた。そうして人間関係が広がってきた。
ちょうど、『ムショぼけ』の担当の東大出の岩本ちゃんと『インフォーマ』の担当のおでんが25歳くらいだから、2人が生まれた頃から書いていた。
この2人とだって物語を書いていなければ、多分、出会うことがなかったと思う。
私の中で書くということは、新しい出会いと同義語になっている。