今度はソウルへ−−9度目の海外にて

韓国の射撃場にて
ソウルへ行ってきた。ゆっくりしてきてくださいね!と言われるが、なんのなんの。行きも帰りもフライト中は原稿を書いていた。貧乏暇なしである。しかしいつの間にか、タイ、台湾、メキシコ、アメリカ、韓国と行ってしまった。数年前までは海外に行くことなんてないだろうな、と思っていたが人生とは実に分からないものである。
仕事でタイ、台湾、ロサンゼルスを経由してメキシコへと行ってきたのだが、韓国は完全なるプライベートである。
はっきり言って全く期待していなかった。海外の食に対して、私は微塵も「うまい!」と感じたことがないのだ。ところがどうだろうか。
韓国の食事は全てがうまかったのである。なんだったら、食べ歩きしたい!ずっと腹が減っていてほしい!と感じるくらい何を食べても美味かったのだ。
特に生肉。最高ではないか。なんだったら生肉だけを食べに、弾丸一泊で行っても良いと思うほど、まさに絶品だった。
それに生きたタコをそのまま食べる「サンナッチ」。これ絶対に吸盤が吸い付いてくるだろうな〜と思いながら、口の中に放り込めば「あいててててっ!!!」と唇に吸い付かれてしまったのである。
冗談ではない。しっかりと痛いのだ。そのタコを噛み締めながら、私は思った。ー弱肉強食ー世の中とは、まさに弱肉強食なのである。痛いくせに美味いのだ。ひりひりするくせにやみつきになるのである。
食にファッション。若い世代の人たちの着る服の形がまた、韓国は最先端を突っ走っているのだ。
日本にはまだない独自の形をしていて、最先端のオシャレを独占しているのである。
これは必ずまた来るなと思った。プライベートでなかなかどこかに行こうとは思わないのだが、韓国ならば、行きたくなる人々の気持ちが、十分に理解できた。そんなに高くないし、時間だって大してかからないのが、また良いではないか。
ただメキシコ、沖縄に続いて、3回連続。またしても飛行機が2度も遅延したのである。
「韓国の空港で遅延なんて滅多に聞かないですけどね〜♬」
電話の向こうで、ジョニーは鼻歌でも歌うかのように、嘯いてみせたのだ。ふっふふふふ……あやつは何も分かっていないようである。またしてもヤツが私に隠れて悪巧みしていることを、知らないと思っているのだ。誰がインフォーマを生み出したのか。「インフォーマ」シリーズのプロデューサーをやっておきながら、全く分かっていないようである。ジョニーらしいヤツである。