「いじめ」の主犯は動画に群がる大人たちだ――正義という名の集団リンチと日本の劣化

SNSを開けば、誰かが誰かを叩き、正義の名の下に「いじめ」がエンターテインメントのように消費される現代。そんな殺伐とした大人の背中を、子供たちはどんな思いで見つめているのだろうか。
沖田臥竜 2026.02.01
読者限定

境界線が曖昧になった大人たちの「いじめ」

 SNSでイジメ動画が拡散されているようだが、基本的に私はそうした類いの動画を眼に入れないようにしている。胸が苦しくなるからだ。そして申し訳ないが、それに賛否両論を述べ、SNSで意見の相違により対立し合っている構図を見るのも好きではない。そもそも大人が常日頃から、Xなどでそうやって見苦しい論争を繰り広げているから、子供たちも悪いことに対する境界線が曖昧になってしまっているのではないかと言わざるを得ない。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3700文字あります。
  • 誰も「やめてやれ」と言えないリーダー不在の社会
  • 歪んだ正義の暴走を止める「大人の責任」
  • 自分を大切にしてくれた人たちを愛してほしい

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
マンガを愛する人々へ―再生へのメッセージ―
サポートメンバー限定
さらば「マンガワン」、『常人仮面』騒動の裏に潜む「小学館」隠蔽・傲慢の...
読者限定
覚せい剤の幻影に追われて…生粋の愚連隊・メンチが去った“あの夏”【沖田...
読者限定
急逝した大酒呑み・ゼロやんとの苦い思い出【沖田臥竜が描く~尼崎の一番星...
サポートメンバー限定
Netflix『地獄に堕ちるわよ』撮影秘録―「先生」と呼ばれても、私は...
読者限定
二度と戻らない熱く激し過ぎた夏―部屋住み・シンの“最後の一日”【沖田臥...
サポートメンバー限定
文春に刺され、芸能界を去ったあの男の本当の素性は誰も知らない
サポートメンバー限定
インフォーマが放つ2026年ここだけの話