インフォーマになるために大切なことー人間関係の広げかた編ー
沖田臥竜原作のドラマ『インフォーマ』は堂々と完結。その鮮烈なストーリーや映像とともに、世間に強い印象を与えたのが「情報屋=インフォーマ」というプロフェッショナルの生き様だった。緻密な情報を武器にすると同時に、膨大な人間関係を駆使し、社会の表裏を動かし、さらに自分の世界を大きくしていく――そんなインフォーマな生き方は、なにも物語の中だけではなく、この実社会でも実践可能だ。
沖田臥竜
2023.04.06
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今年に誕生日に筆者に送られたプレゼント。ここからも「人間関係」が見えてくる。
何でも自分の手柄にして小さな世界で粋がるな
人というものは、相手のことをよく見ているものである。基本的に、小さな世界で自分をアピールしようとする人種は、人脈が大きく広がることはない。そして嫉妬や妬みで、いくら相手より優位に自己アピールしても世間は認めてくれない。また既存の概念を尤もらしく口にしても、「すごい」と評価を得ることはない。
なぜだかわかるだろうか。誰もが考えることをやっても、人は魅力を感じないからだ。
私はまず既存の概念には囚われない。そしてもう一つ、嫌というくらい誰に対しても世話を焼き、どんな相手でも人をたてることから始めるのである。
小さな人間関係を全て自分中心で回していて、大きくなるなんてことはあるだろうか。相手に世話を焼くとき、自分の手柄だとする人間に新しい世界は生まれるだろうか。全ては否である。
私の全ての人脈は、私しか知らない。そして私はその人脈を自分で構築させてきた。少なくとも金などを使ったり、会合的な場所に会費を払って出席し、人脈を作ってきたわけではない。
では、どうして来たのか。