オレとジョニーときどきフク 〜バンコクは40℃にて〜

とあるプロジェクトでバンコクに行くことになった沖田臥竜にとって、パートナー(?)であるジョニーの存在は……兎にも角にも、ツッコミどころ満載の特別なものであることには間違いなかった。それは、かつてのフクのように――。バンコク発痛快コラム第2弾。
沖田臥竜 2024.05.28
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 ゴールデンウィークの最終日。井上尚弥は勝ったのだろうか。どんかぶりでフライト中であった。

 かわいそうに…と思うだろう。たわけ、たわけ。フライト中だぞ。オレの人生にそんなカタカナが登場してきたのだ。オレも生意気になったものである。ただ、何度乗っても飛行機の揺れにはなれない。揺れるたびにあたりを見渡し、他の乗客は驚いた表情を浮かべていないか確かめ続ける始末。飛行機が仮に墜落すれば、こんなしょぼくれたヤツらと一緒に死ぬのかよと思うと、おいおいおいおい勘弁してくれよ…と聞かれたらぶん殴られそうなことばかりが、頭の中を駆け回る。

 6時間半のフライト中、何をしようかと思っていたが結局、ずっと原稿を書いていた。

 飛行機が墜落して、仕事しながら異国の地で朽ち果てることを想像すると、絶句せざるを得なかった。

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  • 突然の「暴走族でした」とのカミングアウト

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