ことを起こし続けてきたからこそ拓けた道ー沖田臥竜の哲学

かつて、アウトローとして社会の底辺を見てきた沖田臥竜。
そこから、人生の坂道を登り続けてきた男にとって、目の前に広がる景色は変わってきたのか? 答えは「否」だ。
それでもなぜ、沖田は登り続け、歩み続けることを止めなかったのか。
それは、自分から見える景色は変わらなくても、周囲の人の心は確実に変わっていったからだったという――。
沖田臥竜 2023.02.09
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 果たしてだ。人生に満足なんてあるだろうか。

 登り続けて初めて見える景色とは一体なんなのだろうか。少なくとも私は多分、何も変わっていない。底辺を彷徨っていたときも今も、何も変わりはしない。

 ただ何だろうな。がむしゃらに努力はしてきたし、人の頼み事にも一生懸命に応えてきたので、人脈というものが確かにあって、それが何も力がないときには、「お人好し」で片付けられていた。

 だが、今は違う。私のやっていることは変わらなくとも、周りの私に対する態度が変わった。極端にもて囃されるわけでもないし、そんなのは好きではない。

 ただ、私が言うならば、と耳を傾けてもらえるようになったのだ。

休日に立ち寄った温泉宿での一コマ

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