びくついた世の中へ
週刊誌で叩かれる人間がいる。その人間にも問題はある。だが、それが友人だったら、どうだろうか。その友人が傷つく姿を間近で見たら、どう思うだろうか。そのとき、どのような行動を取れるかで、人間の価値、人生の重みは変わる。「損得」という物差しでは測れない、生きる上での絶対的な信条をあなたは持っているだろうか?
沖田臥竜
2022.05.20
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そもそも世の中に特別な人間などいない。世間から特別に見える人間も、そうなるまでにひたむきに努力してきているのだ。それは初心とも言えるだろう。それをいつしか忘れてしまうからこうなるのだ、と言われても仕方ない一面もあるかもしれない。
それは当然、当事者側も猛省しなければならない。それを考慮したとしても、少し昨今の週刊誌は度を超えているのではないか。誰かが命を犠牲にするまで続ける気なのか。少なくとも文春に報じられ、生活状況が一転した友人は私に「もう死にたいと考えてしまうときがあるんです…」と話している。
現在、週刊誌誌上を賑わせているRIZNの榊原氏。リングの上にも頻繁に登場。