コロナコロナで陽がくれて

本当に尊い人間とは? 主体的に生きることとは? 身を掛けてでも築くべき人間関係とは?
肩書きや損得よりも、筋を重んじ、闘うことをいとわず生きてきた沖田臥竜だからこそ語れる「究極の人生論」。ある一家とのエピソードからも、それは強く伝わってくる――。
沖田臥竜 2022.09.03
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 9月に入れば、もう秋ではないか。

 香川照之さんがえらく叩かれている最中に、我々は細々とGACKT案件をやっていたといえば、誰か笑ってくれるだろうか。世の中には、言える話と言えない話というのが確かにあって、お願いされて、セッションの末、闇に葬り、その後、感謝もなく報われないことはごまんとある。例えばだ……すまない。ペンが滑るところであった。

 ここから先は有料会員ではないと読めないところであった。失敬、失敬。

あるプロジェクトのために訪れた漁港。夏の終わりを感じさせる空。

あるプロジェクトのために訪れた漁港。夏の終わりを感じさせる空。

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